独り言 |
月が変わり、今やコロナウィルスが蔓延しヨーロッパ
特にイタリア、スペインが都市封鎖を行い市民の行動を制約しています。
教会に並べられた棺を見ると胸が痛みます。
日本の感染者急増も間近なのでしょうか?
25日に都知事が首都閉鎖について記者発表をしたところ
近所のスーパーの保存食、肉類が陳列棚からなくなりました。
一人で5万〜6万も買えばなくなるはずです。
人間は不安になると理性を失い自分の生存しか考えないようで
恐ろしい光景を目の当たりにしました。
有事になったらどうなるのかと思うと不測の事態への対応力を
考えておく必要があると痛感しております。
そんな中、長蛇のレジに向かう列に並んでいたら
高校生と思しき女性から笑顔で「大変ですね」と
声をかけられました。
まさに天使の笑顔のようでした。
不安を煽るだけでなく、安心情報も発信するのがリーダーの大きな役割かと思います。
不安を煽っても行動制限をすることはできないということなのでしょうね。
責任回避の気持ちが強いのか言葉に気持ちがこもっていないように感じました。
収束したら蔓延している国のサポートをする心意気が欲しいです。
コロナ対策のみならず全てにおいて後手に回っているのは責任回避を念頭に舵取りをしているから?
「民信なくば立たず」と言う言葉にある通り国民の信頼を失った今、
口から出る言葉は心に響きません。
早々に身を引く潔さが必要かと思います。
恋々と地位にしがみついている姿は見苦しいだけでなく
国のあり方が世界から疑われる要因にもなりかねないと思います。
誰のために仕事をしているのでしょう?
集団の中に諫言できる勇気を持った人がいないことも大きな問題。
諫言をしようものなら二度と国会議員にはなれないと言う恐怖があるのでしょうか?
「バカは群れる」とはよく云ったものです。
人は罪深い生き物と昔から言われ、人を妬み、悪口を言い、
人を罵倒し、他人を押しのけて前に出たり、
されることを当たり前と思い感謝の気持ちを忘れる、嘘をつく、隠す等々
司直の手にかからずとも毎日、何らかの罪を犯していると言います。
権力の中枢にいる者が平気で罪を犯しているのを見れば
国民の気持ちは荒み、人の目を気にせずに好き放題を始める
危険があり益々、生きづらい社会の方向へ流れていくような気がします。
日曜日に桜を観ながらこんなことを考え、ふと農家さんのお話を思い出しました。
春になったら待っていましたとばかりに地中から芽を出し、色とりどりの花を咲かせ
人間の目を楽しませてくれます。
寒かろうが、暑かろうが、雨が降ろうがその場を去ることなく
同じ場所で命を繋いでいきます。
栽培している作物は栽培者の足音を聞いていて、足が遠のくと勝手に
育っていくので良質の生産物が収穫できないそうです。
作り手の人柄が作柄に表れるということなのでしょうね。
安全で美味しいものを届けるのが生産者の使命。
収穫までのプロセスで作り手がどれだけ積極的に作物と向き合い
命と成長を見守っているかどうかで作柄が変わるのだそうです。
そして、作物は作り手に喜んでもらおうと日々頑張っているように聴こえました。
農家さんのお話と同様に、「愛」なくして進化はないと言えるのかもしれません。
言葉を発しない動植物の気持ちを察してどう応えていくかを考えることが
人間の成長に繋がっていくのだろうと思います。
自然は人間に何かを語りかけているはずです。
その声に耳を貸す謙虚さが今は必要なときかもしれません。
月が変わり4月になります。
どんな1ヶ月にしようと考えていますか?
無事に過ごして笑顔あふれる1ヶ月になることを祈ります。