相棒に学ぶ |
毎日、相棒と連れ立って散歩を続けています。
相棒はいろんな方といろんな場面を作り出してくれます。
散歩の途中で出会う犬たちともフレンドリーに接するだけでなく
飼い主さんにも愛想を振りまいています。
異口同音に「社交的なワンコですね」と声をかけられます。
誰も教えたわけでないのに犬同士の挨拶もでき、
「可愛いね」の声に反応して自然にじゃれています。
最近、夜中にウンチをすると顔を覗き込んで「でたよ」と
教えてくれます。不思議です。
排泄すると手を叩いて褒めるのでその影響でしょうか。
もっと驚いたのはエアコンを消すのを忘れて寝たら
突然唸り、低い声で「ワン」と吠えられびっくりすることも。
人混みの中では小脇に抱えて移動しますが、
信号待ちしていると高齢の女性、男性から声をかけられ
「良い表情をしている。」
「私と目を合わせてくれている。」
「あなた(私のこと)と似ているわね。」等と声をかけられます。
相棒のおかげで夫々の人の気持ちが伝わってきます。
最近は散歩の途中で狩りの練習(?)をしています。
「光景が面白いから写真を撮らせてもらいました」と
別の方から二度ほど言われました。
家の中でもよくじゃれ合います。
そんな影響からか「表情が豊かですね」と
声をかけられ見知らぬ方にも表情の変化が分かるようです。
そのせいか、すれ違う方の表情を見ると口元が緩むのがわかります。
人は、愛らしいものを見ると笑みがこぼれるようです。
声を発するわけでなく、言葉を口にするわけでないのに
相棒の表情を読み取ってくれる人がいるのを知ると
先日、声をかけていただいたご婦人の
「あなたは愛されるためにこの世に生まれてきたのね。」の言葉が
蘇ってきます。
私一人だと誰も声をかけてくれる人はもちろん、一人もいないと思います。
思わず声をかけたくなる存在になっている相棒から
学ぶことが多いです。
だから、毎日話しかけて眼の表情を観察しています。
言葉を持っている人間以上に高い意思伝達能力を持っているのでしょうね。
すれ違いざまに「話を聞いてもらえますか?」が私の究極の姿であるとある方に
お話ししたら「そんなバカなことがあるわけがないよ。」と一笑に伏されました。
すれ違った、見知らぬ方の好印象がいつまでも残っていることってありませんか?
居ずまいと表情はその人の人生を表していると
ある方に教わりました。
磨かざれば光なしです。
まだまだ、過渡期にあることを感謝して
新しい月を迎えようと思います。
ごきげんよう🎶