2017年 06月 30日
犬に心を整えられる |
今月で1年の半分が終わります。
6月は不順な天候が続き体調を崩される方が多かったようです。
おかげさまで、今月もたくさんの方々から対話の機会をいただき、
自分の現在地の確認と次に向かう先の針路を
明確にすることができました。
3ヶ月前から犬を飼い始め、散歩、トイレの掃除、食事の準備等
に追われておましたが漸く、余裕を持って対応できるようになりました。
お茶の名産地の静岡県出身で毛色が栗色ということもあり、名前はちゃちゃ。
当初は言葉を発しないので中々、要望と対応がかみ合わず
どうしたものかと思案にくれるときもありましたが、今は彼女の
眼を見れば大体のことはわかるようになってきました。
動物園の飼育職員の方々とのセッションの機会の折に、
動物は人間の感情を読み取るので、近寄ってこないときは
人間の心が乱れている時と教わったことを思い出しました。
動物と向き合うときは心を整えて観察する必要があると。
犬と私だけの時は、言葉によるコミュニケーションはできませんが、
言葉によらないコミュニケーションで対話をしています。
どこから意思が発信されるかというと眼だと思っています。
叱られると「申し訳ない」という眼、
遊んで欲しい時には「話しかけて良い?」というような横眼の視線、
放って置かれると「私のこと忘れてない?」というような視線
気づかれないように何かを食べていると「私には?」と下から
見上げる視線など、眼に色々な表情があります。
嬉しい時は黒目が大きくなります。
ちゃちゃはどんなことでも、じっと私の表情を見ながら話を聴いてくれます。
最後まで眼を離さずに。
そうすると、自分を受け入れてくれたという安心感が湧き、
「よし、もう一踏ん張りするか。」という気持ちにさせられます。
全身全霊を傾けて聴いてくれる様を見ると愛を感じます。
今や、私と共に存在する相棒になっているとさえ感じます。
昔読んだ本の一節に
考えを引き出すでもなく、積極的に質問するのでもなく
ただ、話し手に注目して注意深く耳を傾ける、つまり
「傾聴」することで話し手は自分で解決していく知恵を
出すことができる。
傾聴されることで今まで気づかなかった
知恵をくみ出していくことができる。
(愛と癒しのコミュニオンより)
まさに、ちゃちゃはこれを実践してくれているようです。
今や、私の大切な師であり相棒でもあります。
新しい月も心整えて穏やかに過ごせることを祈っております。
皆様にとってもさらに良い1ヶ月になりますように!
ごきげんよう🎶
by gotohda
| 2017-06-30 21:52