2014年 05月 17日
誤差の範囲 |
今日の札幌の最高気温は9℃、道東では雪が積もったようです。
今日の東京の最高気温は26℃、気温差の大きさにビックリです。
今朝、3人の意見が纏まり先週の逆回りコースで、90分散歩をしてきました。
六本木〜青山1丁目〜青山墓地〜広尾がゴールで久しぶりに船橋屋でランチ。
お値打ち感のあるランチです。
帰り道に、有栖川宮記念公園の植木市で買った紫陽花とラベンダーを
玄関前に飾ってみました。
帰ってきた時に花があると、一日の疲れが飛んでいきそうです。
今週も色々な出来ごとがあり、不思議な1週間でした。
定期検診を受けている医師から、チョッと驚きの話しを聴かされ考え込んでしまい、
主治医に相談したら、『大丈夫、こんなのは誤差の範囲だから。』と一笑されました。
弱っている時に多くの症例を診ている専門医にそう言われると、とても勇気づけられます。
私のような患者さんがたくさん脚を運んできて、勇気づけられて帰っていくようです。
それだけで、治癒力が上昇していくのでしょう。
別の日に、似たことがありました。
母と同じマンションに入居されている85歳の女性と主治医の病院で出会いました。
偶々、隣の席が空いたのでそこへ移動し診察の順番が来るまでお話を聴いておりました。
日常生活での寂しさ、対人関係でのイヤな想い、昔話等々1時間だったでしょうか。
今まで、溜まっていたものが堰を切るような勢いで出てきたようです。
歳を重ねると身体に色々な症状が出てきて不安になるようで、
その気持は私の比ではなさそう。ひたすら、表情をみながら聴いていました。
最後に、
『こんなに、話しを聴いてもらったのは何年ぶりだろう。
どうもありがとう。ありがとうね』
涙を浮かべながら、深々と頭を下げられ恐縮しました。
聴いてくれる人が居ないと、考えることを忘れてしまうような気がしました。
優しい言葉をかけられ、食事を提供してくれ、
必要なことは大体対応してくれるようですが、
入居者の方々が強く求めているのは、
気持良く話しを聴いてくれる人なのかなと思います。
自慢話であろうが、同じ話しを繰り返そうが、人の悪口であろうが、何も言わずにひたすら
聴いてくれる人を求めているように思います。
それができたら、何が変るかは分かりませんが、
その人の生きる力が湧いてくるような気がします。
それは、自分の母を観察していて痛感することがあります。
幼児と一緒で、コミュニケーションが途絶えると『私の方を観て!』と叫びます。
当初は、厄介と思ったが自分から積極的に電話をする、
訪問をして僅か10分でも関わりを持つと
勝手なことを云わなくなりました。とても優しくなったように感じます。
こちらが、安定感、安心感を伝えると相手の気持ちは安定してくるのは確かなようです。
『誤差の範囲だから、大丈夫』の主治医のことばは、どれだけ私の気持を安定させるか
分かりません。
相手、廻り、場を安定させることが出来る人になる為にはどうしたら良いのでしょう?
こんなことを考えた、1週間でした。
答えは未だです。
来週も、脳が考え続けることでしょう。
ごきげんよう🎶
今日の東京の最高気温は26℃、気温差の大きさにビックリです。
今朝、3人の意見が纏まり先週の逆回りコースで、90分散歩をしてきました。
六本木〜青山1丁目〜青山墓地〜広尾がゴールで久しぶりに船橋屋でランチ。
お値打ち感のあるランチです。
帰り道に、有栖川宮記念公園の植木市で買った紫陽花とラベンダーを
玄関前に飾ってみました。
帰ってきた時に花があると、一日の疲れが飛んでいきそうです。
今週も色々な出来ごとがあり、不思議な1週間でした。
定期検診を受けている医師から、チョッと驚きの話しを聴かされ考え込んでしまい、
主治医に相談したら、『大丈夫、こんなのは誤差の範囲だから。』と一笑されました。
弱っている時に多くの症例を診ている専門医にそう言われると、とても勇気づけられます。
私のような患者さんがたくさん脚を運んできて、勇気づけられて帰っていくようです。
それだけで、治癒力が上昇していくのでしょう。
別の日に、似たことがありました。
母と同じマンションに入居されている85歳の女性と主治医の病院で出会いました。
偶々、隣の席が空いたのでそこへ移動し診察の順番が来るまでお話を聴いておりました。
日常生活での寂しさ、対人関係でのイヤな想い、昔話等々1時間だったでしょうか。
今まで、溜まっていたものが堰を切るような勢いで出てきたようです。
歳を重ねると身体に色々な症状が出てきて不安になるようで、
その気持は私の比ではなさそう。ひたすら、表情をみながら聴いていました。
最後に、
『こんなに、話しを聴いてもらったのは何年ぶりだろう。
どうもありがとう。ありがとうね』
涙を浮かべながら、深々と頭を下げられ恐縮しました。
聴いてくれる人が居ないと、考えることを忘れてしまうような気がしました。
優しい言葉をかけられ、食事を提供してくれ、
必要なことは大体対応してくれるようですが、
入居者の方々が強く求めているのは、
気持良く話しを聴いてくれる人なのかなと思います。
自慢話であろうが、同じ話しを繰り返そうが、人の悪口であろうが、何も言わずにひたすら
聴いてくれる人を求めているように思います。
それができたら、何が変るかは分かりませんが、
その人の生きる力が湧いてくるような気がします。
それは、自分の母を観察していて痛感することがあります。
幼児と一緒で、コミュニケーションが途絶えると『私の方を観て!』と叫びます。
当初は、厄介と思ったが自分から積極的に電話をする、
訪問をして僅か10分でも関わりを持つと
勝手なことを云わなくなりました。とても優しくなったように感じます。
こちらが、安定感、安心感を伝えると相手の気持ちは安定してくるのは確かなようです。
『誤差の範囲だから、大丈夫』の主治医のことばは、どれだけ私の気持を安定させるか
分かりません。
相手、廻り、場を安定させることが出来る人になる為にはどうしたら良いのでしょう?
こんなことを考えた、1週間でした。
答えは未だです。
来週も、脳が考え続けることでしょう。
ごきげんよう🎶
by gotohda
| 2014-05-17 16:40