2014年 04月 05日
ことばが持つ意味 |
窓を風が叩く音で目を覚ましたら6時。
カーテンを開けて外を見たら猛吹雪。
『雪が融けたら何になる?』『春になる』と答える人は雪国の人と昔から
云われていますが又、春は遠ざかってしまいました。
1日に北海道神宮へ感謝のお参りをしに行く途中の光景は、正に雪が融け始めて
『やっと、春だ』と思わせてくれたばかりだったのに、残念!
せっかちな性格で、早々に冬タイヤを交換してしまったので車の運転は
無理になってしまった。週末は、家でじっとしていよう。
先月末に久しぶりに、ツィオヴィトーリオで
一人で食事に行ってきました。予約の段階では、大好きなカウンターが狭いので
別の席を用意するとのことでしたが、『お一人では寂しいと思い、狭いですけれど
カウンターをご用意しましたが如何しますか?』とマダムに勧められ、
カウンター席について直ぐに
エリオ・ロカンダ・イタリアーノの
マネジャーをご紹介頂きました。
どうも、紹介したいと云うマダムの心配りだったようです。
私のために作っていただいた前菜の盛り合わせです。
必ず、『今日は、太刀魚が美味しいので加えておきました。』等と、
ことばを掛けてくれます。
さりげない仕草と、ことばに大きな心地良さを感じます。
機内でCAの方から、注文したアップルジュースをサービスされる際に
『いつもより、大目にご用意させて戴きました。』と声を掛けられ驚いたことがあります。
承認されたことが嬉しく、ワクワクした記憶があります。
かと思えば、昨日母のところへ行ったおりに母から『私の顔、変?』と
いきなり訊かれました。
『どうしたの?』『人から、顔色悪いし痩せたから病気じゃない?』と仲間から
云われたとのこと。
『顔色も良いし少しも変わらないよ。検査結果も異常なしだから大丈夫。』と
伝えたら、『そうだよね、主治医から太鼓判押されたものね。』と笑顔に変わりました。
歳をとると、周りの人のことが気になり、観えたこと思ったことをそのまま
口にしてしまう頻度が高くなるのかもしれません。
相手に対する配慮よりも、自分への配慮を求めることが多くなるのかと思います。
それ以上に、人を傷つけても分からないのかもしれません。
母のところへ行くと、自分が気をつけなきゃいけないことを気づかせてくれます。
こういう会話が日常的なのだと聴き驚いています。勿論一部の方々だと思いますが。
私も時々、会うなり『顔痩せたね。体調崩した?』と云われることがありますが、
『痩せたのでなく、顎のラインがシャープになったのさ。』と切り返します。
船の仕事をしていた時に、船医から『1週間、顔色が悪いね。』と云われ続けると
人は病んでしまうと云われたことを思い出しました。
逆に、体調が悪そうな表情の年配の方には、『変わらず、お元気ですね。』と声をかけると
満面に笑みを浮かべてくれます。
言葉の持つ意味は、人に勇気を伝える、心地良さを伝える、エネルギーを伝える
そのために言葉がある。
こう教えていただいたのは、亡くなったシスターでした。
日々、些細なことにも感謝をし続けること。それが謙虚であることも教わりました。
『ことばに追いつく』を肝に銘じて、口にすることばは人の役に立っているのか
良く考えて過ごしたいと思います。
どっしりと地に足をつけて、更に一踏ん張りです。
ごきげんよう!
カーテンを開けて外を見たら猛吹雪。
『雪が融けたら何になる?』『春になる』と答える人は雪国の人と昔から
云われていますが又、春は遠ざかってしまいました。
1日に北海道神宮へ感謝のお参りをしに行く途中の光景は、正に雪が融け始めて
『やっと、春だ』と思わせてくれたばかりだったのに、残念!
せっかちな性格で、早々に冬タイヤを交換してしまったので車の運転は
無理になってしまった。週末は、家でじっとしていよう。
先月末に久しぶりに、ツィオヴィトーリオで
一人で食事に行ってきました。予約の段階では、大好きなカウンターが狭いので
別の席を用意するとのことでしたが、『お一人では寂しいと思い、狭いですけれど
カウンターをご用意しましたが如何しますか?』とマダムに勧められ、
カウンター席について直ぐに
エリオ・ロカンダ・イタリアーノの
マネジャーをご紹介頂きました。
どうも、紹介したいと云うマダムの心配りだったようです。
私のために作っていただいた前菜の盛り合わせです。
必ず、『今日は、太刀魚が美味しいので加えておきました。』等と、
ことばを掛けてくれます。
さりげない仕草と、ことばに大きな心地良さを感じます。
機内でCAの方から、注文したアップルジュースをサービスされる際に
『いつもより、大目にご用意させて戴きました。』と声を掛けられ驚いたことがあります。
承認されたことが嬉しく、ワクワクした記憶があります。
かと思えば、昨日母のところへ行ったおりに母から『私の顔、変?』と
いきなり訊かれました。
『どうしたの?』『人から、顔色悪いし痩せたから病気じゃない?』と仲間から
云われたとのこと。
『顔色も良いし少しも変わらないよ。検査結果も異常なしだから大丈夫。』と
伝えたら、『そうだよね、主治医から太鼓判押されたものね。』と笑顔に変わりました。
歳をとると、周りの人のことが気になり、観えたこと思ったことをそのまま
口にしてしまう頻度が高くなるのかもしれません。
相手に対する配慮よりも、自分への配慮を求めることが多くなるのかと思います。
それ以上に、人を傷つけても分からないのかもしれません。
母のところへ行くと、自分が気をつけなきゃいけないことを気づかせてくれます。
こういう会話が日常的なのだと聴き驚いています。勿論一部の方々だと思いますが。
私も時々、会うなり『顔痩せたね。体調崩した?』と云われることがありますが、
『痩せたのでなく、顎のラインがシャープになったのさ。』と切り返します。
船の仕事をしていた時に、船医から『1週間、顔色が悪いね。』と云われ続けると
人は病んでしまうと云われたことを思い出しました。
逆に、体調が悪そうな表情の年配の方には、『変わらず、お元気ですね。』と声をかけると
満面に笑みを浮かべてくれます。
言葉の持つ意味は、人に勇気を伝える、心地良さを伝える、エネルギーを伝える
そのために言葉がある。
こう教えていただいたのは、亡くなったシスターでした。
日々、些細なことにも感謝をし続けること。それが謙虚であることも教わりました。
『ことばに追いつく』を肝に銘じて、口にすることばは人の役に立っているのか
良く考えて過ごしたいと思います。
どっしりと地に足をつけて、更に一踏ん張りです。
ごきげんよう!
by gotohda
| 2014-04-05 13:20