2013年 07月 06日
生きる歓びを得た人々 |
新緑が、いつの間にか深緑になり散歩していてとても気持がよいです。
散歩コースの一つである八紘学園の遊歩道です。
間もなくここに、菖蒲の花が一面に咲き始めます。
同じ敷地に、ラベンダーもあり夏を満喫できる憩いの場です。
今日は、娘が卒業した学校の寄宿生のための七夕バーベキュの日で、
在校生のお父さん、卒業生のお父さんの有志が集まり焼き鳥、担々麺、麻婆豆腐と
エビチリの二色丼等用意をして振る舞いました。
家族から離れて寄宿生活している女子生徒が寂しい想いをしているだろうと
5年前から毎年、彼女たちの寂しさを和らげようと始めた行事です。
協力してくれた父親同士の距離を縮める大きなきっかけになっております。
話は変わりますが、社会福祉法人グループ全体のリーダー・管理職向けの
コミュニケーション研修の場で、皆からフィードバックをもらう場面を
作ったときのお話です。
一人の女性が3分間スピーチに挑戦され、毎日辛い仕事を乗り越えるために
家族から『又、観るの?』と半ば呆れられていたようですが、自分を鼓舞するために
ロッキーのDVDを見続けたというお話でした。
ロッキーが目標を達成するために、ひたむきに努力する姿に心を震わせ、
苦しいときを乗り越えるための彼女の貴重なエネルギー源だったようです。
研修が終ってから、施設長さん、事業部長さん、事務局長さんとの
懇談の席で3分間スピーチの背景についてお話を戴きました。
彼女は、『日中おむつゼロ』活動のリーダーで大変なご苦労をされたとのこと。
平成21年6月にスタートし、平成23年12月15日にその目標が達成されたそうです。
当初は、職員から猛反対をくらい苦労をされたようですが、少人数の職員が熱心に
取り組んでくれたお陰で少しずつ浸透し、100名の入所者全員が『日中おむつゼロ』を
達成されたそうです。
入所者さんの平均年齢が86歳、平均の要介護は4.5とのこと。
おむつが取れたことで、一人一人に笑顔が観られるようになり、
認知症で奇声を上げていた方が、奇声を上げなくなり良い効果が至る所で
観られるそうです。
おむつが取れたと、娘さんと抱き合って喜ぶ姿を観た時は感動されたと仰っていました。
会話も増え、一人一人に生きる歓びが芽生えているそうです。
目標達成の背景には、『水分』『食事』『歩行』『排便』等の基本ケアを行うことで
覚醒水準を高めたことが大きいようです。
寝たきりの時には、一日の水分摂取は400mlがせい一杯だったが、
1500mlに増やし、食事を普通食、歩行は車いすを止めて歩行器歩行、排便は浣腸や下剤を
見直して自然排便の取り組みを熱心に行われたようです。
今年一月には5年以上胃瘻造設の方が経口摂取に戻されたという例もお持ちです。
style="color:rgb(255,204,0);">和幸園の施設長さんのお話から
掲載させて戴きました。
今月の研修が始まる前に、施設長さんとお話をする時間を作って戴きましたので
2年6ヶ月の長期間活動を続けられた職員間にどんな関係性が芽生えたのか?
活動を支えた原動力は何だったのか?等々のお話を伺おうと思っております。
人間が持っている力に想いを寄せて、入所者さん一人一人に生きる歓びを蘇らせた
職員一人一人大きな拍手を送りたいです。
声にされない要望に応えるのがホスピタリティと云われますが、ここの福祉施設は
正にホスピタリティに溢れていると思います。
今週も、充実したごきげんな日々を送れたことに感謝しております。
7日(日)は、高校時代の同窓会です。
卒業して50年、感慨深いです。仲間に会えることを楽しみにしております。
『磨かずば光なし』
明日も又、地に足をつけてごきげんに過ごします。
フォー・ユー
ごきげんに生きることを一緒に考えてみませんか?
散歩コースの一つである八紘学園の遊歩道です。
間もなくここに、菖蒲の花が一面に咲き始めます。
同じ敷地に、ラベンダーもあり夏を満喫できる憩いの場です。
今日は、娘が卒業した学校の寄宿生のための七夕バーベキュの日で、
在校生のお父さん、卒業生のお父さんの有志が集まり焼き鳥、担々麺、麻婆豆腐と
エビチリの二色丼等用意をして振る舞いました。
家族から離れて寄宿生活している女子生徒が寂しい想いをしているだろうと
5年前から毎年、彼女たちの寂しさを和らげようと始めた行事です。
協力してくれた父親同士の距離を縮める大きなきっかけになっております。
話は変わりますが、社会福祉法人グループ全体のリーダー・管理職向けの
コミュニケーション研修の場で、皆からフィードバックをもらう場面を
作ったときのお話です。
一人の女性が3分間スピーチに挑戦され、毎日辛い仕事を乗り越えるために
家族から『又、観るの?』と半ば呆れられていたようですが、自分を鼓舞するために
ロッキーのDVDを見続けたというお話でした。
ロッキーが目標を達成するために、ひたむきに努力する姿に心を震わせ、
苦しいときを乗り越えるための彼女の貴重なエネルギー源だったようです。
研修が終ってから、施設長さん、事業部長さん、事務局長さんとの
懇談の席で3分間スピーチの背景についてお話を戴きました。
彼女は、『日中おむつゼロ』活動のリーダーで大変なご苦労をされたとのこと。
平成21年6月にスタートし、平成23年12月15日にその目標が達成されたそうです。
当初は、職員から猛反対をくらい苦労をされたようですが、少人数の職員が熱心に
取り組んでくれたお陰で少しずつ浸透し、100名の入所者全員が『日中おむつゼロ』を
達成されたそうです。
入所者さんの平均年齢が86歳、平均の要介護は4.5とのこと。
おむつが取れたことで、一人一人に笑顔が観られるようになり、
認知症で奇声を上げていた方が、奇声を上げなくなり良い効果が至る所で
観られるそうです。
おむつが取れたと、娘さんと抱き合って喜ぶ姿を観た時は感動されたと仰っていました。
会話も増え、一人一人に生きる歓びが芽生えているそうです。
目標達成の背景には、『水分』『食事』『歩行』『排便』等の基本ケアを行うことで
覚醒水準を高めたことが大きいようです。
寝たきりの時には、一日の水分摂取は400mlがせい一杯だったが、
1500mlに増やし、食事を普通食、歩行は車いすを止めて歩行器歩行、排便は浣腸や下剤を
見直して自然排便の取り組みを熱心に行われたようです。
今年一月には5年以上胃瘻造設の方が経口摂取に戻されたという例もお持ちです。
style="color:rgb(255,204,0);">和幸園の施設長さんのお話から
掲載させて戴きました。
今月の研修が始まる前に、施設長さんとお話をする時間を作って戴きましたので
2年6ヶ月の長期間活動を続けられた職員間にどんな関係性が芽生えたのか?
活動を支えた原動力は何だったのか?等々のお話を伺おうと思っております。
人間が持っている力に想いを寄せて、入所者さん一人一人に生きる歓びを蘇らせた
職員一人一人大きな拍手を送りたいです。
声にされない要望に応えるのがホスピタリティと云われますが、ここの福祉施設は
正にホスピタリティに溢れていると思います。
今週も、充実したごきげんな日々を送れたことに感謝しております。
7日(日)は、高校時代の同窓会です。
卒業して50年、感慨深いです。仲間に会えることを楽しみにしております。
『磨かずば光なし』
明日も又、地に足をつけてごきげんに過ごします。
フォー・ユー
ごきげんに生きることを一緒に考えてみませんか?
by gotohda
| 2013-07-06 23:32