2012年 02月 20日
死に直面して |
寒い日が続いていますが、付近の公道に除雪車、排雪車が入り、
春の到来を感じさせる風景が見れるようになりました。
路の両脇に積まれた雪が、なくなるだけでもスッキリして
気持が明るくなります。
先日、義父が亡くなりました。
臨終に立ち会いましたが、看護師さんから一つ教わりました。
30分おきに検査に来ていて、不用意に結果を聴いてしまったところ
看護師さんから『廊下で・・・』
廊下に出て云われたことは、
『患者さまは、話し声が聴こえていますので、ここでお話を致します。』
とのことでした。
意識は朦朧としていても聴覚は働いているようです。
このことを聴いて、母親のお腹にいる胎児も外界の声が聴こえていると
良く云われています。
脳の発達と共に感情も生まれ、一番先に生まれる感情は『喜び』だそうです。
だから、『今度生まれる子は女の子だと良いね。』の声も聴いているのだそうです。
もし男の子だったら、『自分は生まれても良いのだろうか』と
悲しい感情が喜びの感情の上に重なっていくのだと云うお話を聴いたことがあります。
苦しい、悲しい、辛いというような感情に訴える話しは、いつ、いかなる時で
あろうとも慎むことが大切なのでしょう。
最愛の妻、娘、孫娘に手を握られながら旅立った義父は幸せだったのかもしれません。
見送る方は、あの時にこれをしてあげれば良かった、あんなことを
云わなければ良かった等と悔いますが、旅立つ方はどうなのでしょう?
入院してから良く口にしていた言葉が、『良い人生だった。思い残すことはない。』
今思うと、悔いることなくあの世に旅立ったのだろうと思います。
残した言葉の意味は大きいです。
自分はどのような準備をして、どんな言葉を残して旅立つのだろうか?
今、ふっとそんなことを考えています。
フォー・ユー
春の到来を感じさせる風景が見れるようになりました。
路の両脇に積まれた雪が、なくなるだけでもスッキリして
気持が明るくなります。
先日、義父が亡くなりました。
臨終に立ち会いましたが、看護師さんから一つ教わりました。
30分おきに検査に来ていて、不用意に結果を聴いてしまったところ
看護師さんから『廊下で・・・』
廊下に出て云われたことは、
『患者さまは、話し声が聴こえていますので、ここでお話を致します。』
とのことでした。
意識は朦朧としていても聴覚は働いているようです。
このことを聴いて、母親のお腹にいる胎児も外界の声が聴こえていると
良く云われています。
脳の発達と共に感情も生まれ、一番先に生まれる感情は『喜び』だそうです。
だから、『今度生まれる子は女の子だと良いね。』の声も聴いているのだそうです。
もし男の子だったら、『自分は生まれても良いのだろうか』と
悲しい感情が喜びの感情の上に重なっていくのだと云うお話を聴いたことがあります。
苦しい、悲しい、辛いというような感情に訴える話しは、いつ、いかなる時で
あろうとも慎むことが大切なのでしょう。
最愛の妻、娘、孫娘に手を握られながら旅立った義父は幸せだったのかもしれません。
見送る方は、あの時にこれをしてあげれば良かった、あんなことを
云わなければ良かった等と悔いますが、旅立つ方はどうなのでしょう?
入院してから良く口にしていた言葉が、『良い人生だった。思い残すことはない。』
今思うと、悔いることなくあの世に旅立ったのだろうと思います。
残した言葉の意味は大きいです。
自分はどのような準備をして、どんな言葉を残して旅立つのだろうか?
今、ふっとそんなことを考えています。
フォー・ユー
by gotohda
| 2012-02-20 15:38