2011年 09月 19日
主語を変えたら? |
札幌は、急激に気温が下がり雪が降るのではと思ってしまいます。
今日は、敬老の日。
母を誘っておもてなし。
『大人の学び場』を初めて約1年になります。
始めたキッカケは、福祉・医療の現場で従事されていらっしゃる方々との
セッションで、もっと学びたいと思っている方が多いと知ったことでした。
対話を通して気づいたことを行動に移して学ぶことを大切に
月に3回の金曜日に開催しております。
先週の金曜日は『こちらが伝えようとしていることを理解してもらえない。
相手が伝えていることを、こちらが理解していないことを分からない人との
コミュニケーションのあり方について』一言で云うと、
一方通行のコミュニケーションを如何に双方向に出来るか?
色々な意見が出されました。
相手が分かっているかどうかどのように確認するのか?
相手が伝えている内容が分からないとき、中々云えないけれど
それをどのように伝えたら良い?
に集約されて、更に対話。
ここで到達した皆さんの理解は、『ここまで話をして、理解がどのように共有されているのか
確認をする。』或は、『私は、◉◉◉〜〜という風に理解したが、あなたはどう思う?』
と率直に訊くと云うことに。
再来週の金曜日に、参加者から行動の成果を聴くことにしました。
話しが展開して、利用者さん、職場の上司との関係にについて話をシェアされました。
この場に来るまでは、コミュニケーションが上手く出来ず悩んでいたが、参加者との対話から
気付かされ自分は何のために仕事をしているのか、一つの答えを出した。
それは、自分が担当している利用者さんのために自分の意志で仕事をすること。
利用者さんの限られた人生が豊かな気持で終えられるように護りたいと宣言されました。
一人の方は、上司と合わずモチベーションが上がらない問う云う課題があると。
『お金を得る以外に、どんな目的で仕事をされていますか?』
『自分の役割を果たすため。・・・・・・』
発言のベクトルがすべて自分に向かっていることをフィードバックして
『自分に向いているベクトルを外に向けたら、どんなことが考えられます?』
『・・・・・・?』
伝えていることが理解されなかったようです。
すると一人の方からこんな話しが、
師長から、『今何を考えています?』
『あの方のために自分は、何ができるかを考えているのですが・・・・』
『主語を変えて、あの方はどうしたいのだろうか?と考えてはどうだろう。』
と云われ、その人に訊いてしたいことをサポートすることになったとのこと。
お陰で、皆でベクトルを外に向けたら?を再来週まで考えることに。
こういう風に、シェアされた話しを受けて皆さんで対話が続いていきます。
2時間はあっという間に過ぎていきます。
義父が入院している病院の担当医師は、日祭日に関係なく夜に病室を尋ねて来て、
5分くらい話をしていくのだそうです。
その5分の対話の中で患者の不安を引き出していくようです。
ここの医師の方々は、仕事と云う枠を超えてコミットメントされているものが
あるのだろうと思いながら、義父の話を聴いております。
次回は、参加者の方々一人一人が、コミットメントするものを探すキッカケの場に
なることを祈っております。
北海道は、変わりたい。
今日は、敬老の日。
母を誘っておもてなし。
『大人の学び場』を初めて約1年になります。
始めたキッカケは、福祉・医療の現場で従事されていらっしゃる方々との
セッションで、もっと学びたいと思っている方が多いと知ったことでした。
対話を通して気づいたことを行動に移して学ぶことを大切に
月に3回の金曜日に開催しております。
先週の金曜日は『こちらが伝えようとしていることを理解してもらえない。
相手が伝えていることを、こちらが理解していないことを分からない人との
コミュニケーションのあり方について』一言で云うと、
一方通行のコミュニケーションを如何に双方向に出来るか?
色々な意見が出されました。
相手が分かっているかどうかどのように確認するのか?
相手が伝えている内容が分からないとき、中々云えないけれど
それをどのように伝えたら良い?
に集約されて、更に対話。
ここで到達した皆さんの理解は、『ここまで話をして、理解がどのように共有されているのか
確認をする。』或は、『私は、◉◉◉〜〜という風に理解したが、あなたはどう思う?』
と率直に訊くと云うことに。
再来週の金曜日に、参加者から行動の成果を聴くことにしました。
話しが展開して、利用者さん、職場の上司との関係にについて話をシェアされました。
この場に来るまでは、コミュニケーションが上手く出来ず悩んでいたが、参加者との対話から
気付かされ自分は何のために仕事をしているのか、一つの答えを出した。
それは、自分が担当している利用者さんのために自分の意志で仕事をすること。
利用者さんの限られた人生が豊かな気持で終えられるように護りたいと宣言されました。
一人の方は、上司と合わずモチベーションが上がらない問う云う課題があると。
『お金を得る以外に、どんな目的で仕事をされていますか?』
『自分の役割を果たすため。・・・・・・』
発言のベクトルがすべて自分に向かっていることをフィードバックして
『自分に向いているベクトルを外に向けたら、どんなことが考えられます?』
『・・・・・・?』
伝えていることが理解されなかったようです。
すると一人の方からこんな話しが、
師長から、『今何を考えています?』
『あの方のために自分は、何ができるかを考えているのですが・・・・』
『主語を変えて、あの方はどうしたいのだろうか?と考えてはどうだろう。』
と云われ、その人に訊いてしたいことをサポートすることになったとのこと。
お陰で、皆でベクトルを外に向けたら?を再来週まで考えることに。
こういう風に、シェアされた話しを受けて皆さんで対話が続いていきます。
2時間はあっという間に過ぎていきます。
義父が入院している病院の担当医師は、日祭日に関係なく夜に病室を尋ねて来て、
5分くらい話をしていくのだそうです。
その5分の対話の中で患者の不安を引き出していくようです。
ここの医師の方々は、仕事と云う枠を超えてコミットメントされているものが
あるのだろうと思いながら、義父の話を聴いております。
次回は、参加者の方々一人一人が、コミットメントするものを探すキッカケの場に
なることを祈っております。
北海道は、変わりたい。
by gotohda
| 2011-09-19 23:39