コトバから伝わるもの |
8月は日照時間が極端に少なくギンギンの夏は
どうしたんだろうと思っているうちに季節は
秋になった感じです。
今晩は鈴虫が秋になったことを告げていました。
7月に検診受けてその結果を私の話を聴いてくださる方にお話したら
「悪くなっていないというのは素晴らしいことでは
ないでしょうか。悪くなっていないことに感謝しながら、
少しずつ免疫力を高めていく努力をするのが、
長い間体に留まっている病に出ていってもらう
秘訣なのではないかなと思っています。」
この言葉を聴いて、弱っている時には「どうして快方に向かわないのか?」
ばかりを考えがちですが、この方がおっしゃる通り感謝の気持ちを忘れず、
心を整えることが病に出て行ってもらう秘訣なのでしょう。
この方には、これで二度救われました。
最初は、自然療法、東洋医学にすがっていた私に
「病気を治したければ、一方にだけ頼るのではなく西洋医学と
併用することです。」の一言で化学治療を受ける決心をしました。
この方の言葉には私に向けられる気持ちが強く伝わってきます。
この方の背景には苦境を乗り越えて生きてきた自信があるのだろうと
思っております。だから、とても穏やかな方です。
おかげさまで今のところ免疫力が整って病は安定しています。
愉しいと感じる毎日を過ごすことが医者いらずの状態を生み出すのかもしれません。
先日イタリア人と話す機会があり、イタリア人と日本人の大きな違いは何か?
日本人は真面目すぎていつも正解を考えている。だから自己開示が下手。
「今こんなことを考えている」とはなかなか言わない。
イタリア人は人を楽しませて自分の喜びにする。
その要因は、イタリア人の子供時代は学校の授業が午前中で終わり、
家に帰って自由に過ごし友達との交流が盛んで、そこで盛んにコミュニケーションが
行われる。他者を通して自分を観察しながら学んで行く習慣が身についていると。
「私は子供が生まれたらイタリアに戻ります。なぜなら日本は子供の時からストレスが
多すぎるので健康でのびのびと育てたいから。」
「どうして日本人は一人でレストランやカフェを利用するの?
気軽に友達を誘わないのが不思議だとも」
今度、イタリアには精神病院がないというのは事実かどうか訊いてみよう。
イタリア人は愉しむことが得意で大好き。
先のことを考えて不安に思うことはしないらしい。
今、愉しく生きていくにはどうしたら良いかを考えている。
なぜならコミュニティがしっかりしているから相互扶助の気持ちが強く
お互いさまの気持ちに支えられて人間らしく愉しく生きているから心配事や
悩みはないらしい。
イタリア人は、コトバは人を愉しませるために遣う大切なものと
考えているような気がします。
今更、イタリア人にはなれませんが限られた命を
人を楽しませることが自分の喜びと言えるように
使いたいなと思います。
そのためには先ず、笑顔で心地よさをコトバに乗せて
伝えられる毎日にしたいと努力しています。
人柄磨きは大切なことですね。
自省を込めて!
9月はさらに素敵な1ヶ月にしましょうね。
ごきげんよう🎶