2016年 12月 29日
縁 |
間も無く、2016年も終わろうとしています。
1年を総括すると「動」
一昨日、明治神宮で「大御心」を引いたら
「あらゆる困難を切り開いて、より良い世の中へ」とありました。
今までは、「動かず忍耐・・・」が続いたので、
これから行動を起こしても良しとのお許しが出たのかなと思っております。
より良い世の中とは?
新しい暮らしの創造だろうか。
人は、縁のない社会で自分の生きる場を築けない。
戦後日本では、企業との縁があり、国とも縁を結び社会保障、社会保険制度に
支えられて自分の生きる基盤が確立されていたが、
今日では、企業と縁を結びたくも企業はそれに応えてくれない。
正規雇用者であっても、かつてのような終身雇用を保障してくれる
雰囲気ではなくなっている。
現在の市場経済は、企業、国と人間とが安定的な「縁」を結ぶ時代を
終了させた。すべての人たちを支える能力が失われていることを
これから国は益々明らかにしていくだろう。
<内山節 半市場経済より>
「無縁」の世界でさまよっている人が沢山いるようです。
「縁」とは、どんな意味があるのだろう?
goo辞書によると「巡り合わせ」「関係を作るきっかけ」
「血縁的、家族的繋がり」「人と人との関わり合い」とありました。
これからの「縁」は、そのどれでもなく、
「自分たちが安心して暮らせる社会のカタチの創造」を目的として
繋がる関係なのかもしれません。
先日ある方と「縁」についてお話をしたところ
「人生をかけられる関わり合い」と一言で言い表してくれました。
「共通の願いを紡ぐことを持続させられる関係」とも言えるかもしれません。
まだ、漠然としていますが限りある命を「より良い世の中」の創造に
使っても良いのかなと思い始めています。
人生を楽しむために、もう一踏ん張りも悪くないですね。
まずは、小さな一歩で「温かい場」の創造から始めてみようかと
年末に考えたことです。
来年も更に「動」が続きそうです。
今年一年、多くの方々に支えられ充実した1年を過ごすことができました。
心から感謝を申し上げます。
来る年が、皆様にとって佳き1年になることを心より
お祈り申し上げます。
感謝を込めて!
ごきげんよう🎶
by gotohda
| 2016-12-29 23:20